連続化学組成変化(読み)れんぞくかがくそせいへんか

日本大百科全書(ニッポニカ) 「連続化学組成変化」の意味・わかりやすい解説

連続化学組成変化
れんぞくかがくそせいへんか

固溶体をつくる鉱物では、同一の種類でも化学組成は同一でなく、数多くの化学分析結果を処理すると、ある幅でその変化が連続することが多い。このことを「連続化学組成変化がある」という。たとえば、透輝石(CaMg[Si2O6])と灰鉄輝石(CaFe[Si2O6])との間の連続化学組成変化を示す化学式は、Ca(Mg,Fe)[Si2O6](MgFe)あるいはCa(Fe,Mg)[Si2O6](Fe>Mg)のように与えられる。なお、この用語は、人工的につくられた化合物が構成する固溶体に対しても同様に用いられる。

[加藤 昭]

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