20世紀日本人名事典 「進藤貞和」の解説
進藤 貞和
シンドウ サダカズ
昭和・平成期の実業家 元・三菱電機社長。
- 生年
- 明治43(1910)年3月4日
- 没年
- 平成14(2002)年2月22日
- 出生地
- 広島県呉市和庄通り
- 出身地
- 高知県高知市
- 学歴〔年〕
- 九州帝国大学工学部電気科〔昭和8年〕卒
- 主な受賞名〔年〕
- 藍綬褒章〔昭和49年〕,経営者賞〔昭和52年〕,経済大賞〔昭和55年〕,勲二等旭日重光章〔昭和60年〕,勲一等瑞宝章〔昭和62年〕,台湾一等経済奨章〔平成2年〕
- 経歴
- 父が軍人だったため、広島、長崎を経て、高知に戻る。昭和9年三菱電機入社。技術部長、長崎製作所長等を経て、39年取締役、41年常務、45年副社長、同年社長に就任。エレクトロニクス産業の成長期の10年間社長を務め、半導体、宇宙、通信事業などの基盤を確立した。55年会長、60年取締役名誉会長、62年相談役、平成12年特別顧問に退いた。この間、通産省産業構造審議会委員、日本電機工業会会長、日本電子機械工業会会長、電気倶楽部理事長などを歴任、FM東京取締役、ホテルニューオータニ取締役、三菱総合研究所取締役なども務めた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）20世紀日本人名事典について 情報