逸品画風(読み)いっぴんがふう(その他表記)yi-pin-hua-feng

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「逸品画風」の意味・わかりやすい解説

逸品画風
いっぴんがふう
yi-pin-hua-feng

中国画の表現形式,描写形式を示す用語。唐末の朱景玄が『唐朝名画録』において,常法にかかわらない型破りのすぐれた品格の絵画や画家を逸品として格づけしたが,宋以後,逸品は神,妙,能の三品の上におかれるようになった。すなわち逸品とは,伝統的骨法用筆によらない非写生的で粗放な筆墨法による作品と,その作者に下された品等である。現在,そのような水墨画法を通常,逸品画風と呼ぶ。

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