逸者(読み)いっしゃ

精選版 日本国語大辞典 「逸者」の意味・読み・例文・類語

いっ‐しゃ【逸者】

  1. 〘 名詞 〙 心やすらかに暮らす者。悠々(ゆうゆう)自適人生を送る人。また、安逸に暮らす者。
    1. [初出の実例]「是以逸者其声楽、怨者其吟悲」(出典:古今和歌集(905‐914)真名序)

はやり‐もの【逸者】

  1. 〘 名詞 〙 勢いこんでいる武士。はやり武者。心のはやっている者。
    1. [初出の実例]「いくさこのみのはやりもの」(出典:朝鮮板伊路波(1492))

はや‐もの【逸者】

  1. 〘 名詞 〙 気負った者。血気さかんな者。
    1. [初出の実例]「武蔵・相模のはや物どもは、いかに」(出典:曾我物語(南北朝頃)九)

それ‐もの【逸者】

  1. 〘 名詞 〙 ふつうの人とはちがっている人。世をすねた者。変わり者。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む