自適(読み)ジテキ

精選版 日本国語大辞典 「自適」の意味・読み・例文・類語

じ‐てき【自適】

  1. 〘 名詞 〙 心のおもむくままにのびのびと楽しむこと。
    1. [初出の実例]「これ人の通を適として自適せぬ者ぞ」(出典:清原国賢書写本荘子抄(1530)三)
    2. 「来春を待て職を辞し、自適(ジテキ)の境に優游(いういう)せんとするの決意あれば」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉附録一)
    3. [その他の文献]〔晉書‐張澣伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「自適」の読み・字形・画数・意味

【自適】じてき

心にかなう。〔荘子秋水〕夫(そ)れ知は極妙の言を論ずるを知らずして、而も一時の利に自するは、是れ井(かんせい)の(あ)(蛙)に非ずや。

字通「自」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む