遊部郷(読み)あそぶべごう

日本歴史地名大系 「遊部郷」の解説

遊部郷
あそぶべごう

「和名抄」高山寺本・刊本ともに訓を欠く。「大和志」は「遊部(ゆふ)已廃存今井四条二村」として現橿原(かしはら)市今井(いまい)町・四条(しじよう)町に比定するが、現高市郡明日香村大字小山(こやま)から橿原市四分(しぶ)町にかけての飛鳥川を尊坊(そんぼ)川といい、「大和志」には「遊部(そぶ)川自高市郡流歴豊田矢部等至竹田入城下郡」とあるので、この飛鳥川流域が郷域と考えられる。


遊部郷
あそぶごう

「和名抄」高山寺本は「遊口」、東急本は「遊々」、刊本は「遊遊」につくるが、いずれも「阿曾布」とよむ。大和国高市郡にも遊部郷の例があり、もと「遊部」と記されたものが、「部」の略体字「」を誤写して「遊口」「遊々」が生じたものであろう。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...

ノーベル賞の用語解説を読む