過不及(読み)カフキュウ

デジタル大辞泉 「過不及」の意味・読み・例文・類語

か‐ふきゅう〔クワフキフ〕【過不及】

度が過ぎることと及ばないこと。適度でないこと。過不足
[類語]過不足

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「過不及」の意味・読み・例文・類語

か‐ふきゅうクヮフキフ【過不及】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「かふぎゅう」とも ) 数量程度が、過ぎることと及ばないこと。多すぎたり足りなかったりすること。適度でないこと。過不足。〔拾玉得花(1428)〕
    1. [初出の実例]「物は中等を以て尊しと為す。中なれば過不及(クヮフキフ)の憂なし」(出典花柳春話(1878‐79)〈織田純一郎訳〉一七)
    2. [その他の文献]〔朱熹‐中庸章句序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android