過期産児(読み)かきさんじ(その他表記)Post-term Infant

家庭医学館 「過期産児」の解説

かきさんじ【過期産児 Post-term Infant】

[どんな病気か]
 在胎(ざいたい)42週を超えた過期産で、皮膚の表皮剥離(ひょうひはくり)や亀裂きれつ)・落屑(らくせつ)がみられ、皮下脂肪の少ないやせた体型の新生児が生まれることがあります。これは胎内で栄養不良状態(胎盤機能不全症候群(たいばんきのうふぜんしょうこうぐん))にあったためで、このような症状を示す新生児はジスマチュア児ともいわれます。
 胎盤胎児たいじ)とも予備力がないため、分娩ぶんべん)中によく胎児仮死(たいじかし)をおこします。

出典 小学館家庭医学館について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む