過現(読み)カゲン

精選版 日本国語大辞典 「過現」の意味・読み・例文・類語

か‐げんクヮ‥【過現】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。過去と現在。前世と現世。
    1. [初出の実例]「賛に曰はく、善きかな、日下部の氏、経を読み道を求め、過現の二生、重ねて本経を誦し、現に二父に孝(きょう)し、美(よ)き名後に伝ふ」(出典日本霊異記(810‐824)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android