過越(読み)すぎこし

精選版 日本国語大辞典 「過越」の意味・読み・例文・類語

すぎ‐こし【過越】

  1. 〘 名詞 〙 ユダヤ人の三大祭の一つ。イスラエル人がエジプトパロの圧政下にあったとき、神は一〇の災いをエジプト全土にくだしたが、その最後は国中の長男を殺すことであった。イスラエル人だけは羊の血を家の入口の二本の柱と鴨居(かもい)とに塗ることによって、その難をのがれたが、それを記念する祭。キリストの最後の晩餐原型となった。過越の節(いわい)。過越の祭。
    1. [初出の実例]「なんぢら斯之を食ふべし、即ち腰をひきからげ足に鞋を穿き手に杖をとりて急て之を食ふべし、是ヱホバの逾越節(スギコシ)なり」(出典旧約全書(1888)出埃及記)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

菊の節供,九月節供,重九 (ちょうく) ともいう。五節供の一つ。旧暦9月9日の節供で,奈良時代より,宮中では天皇が紫宸殿に出御し,群臣に宴を賜わり詩歌文章をつくらせる菊花の宴が行われ,年中行事となった...

重陽の用語解説を読む