遐年(読み)かねん

精選版 日本国語大辞典 「遐年」の意味・読み・例文・類語

か‐ねん【遐年】

  1. 〘 名詞 〙 長い年月。また、長生き。長命。
    1. [初出の実例]「張子房之得遐年仙。以已芥万戸」(出典本朝文粋(1060頃)四・入道大相国公重上表〈大江匡衡〉)
    2. [その他の文献]〔曹植‐王仲宣誄〕

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普及版 字通 「遐年」の読み・字形・画数・意味

【遐年】かねん

長生き。魏・曹植〔王仲宣の誄(るい)〕庶(ねが)はくは遐年、手を攜へて同(とも)に征(ゆ)かんことを。如何(いかん)ぞ庵忽(えんこつ)にして、我をてて夙(はや)く零(お)つる。

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