普及版 字通 「遐」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音]
[字訓] はるか・とおい・なんぞ

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(か)。は玉の原石で未琢のものであるから、大の義がある。これを距離の意に用いる。

[訓義]
1. はるか、とおい。
2. 何と通じ、なんぞ。

[古辞書の訓]
名義抄〕遐 ハルカニ・ハルカナリ・サカル・サク・トホシ・ユク・アソブ

[語系]
遐hea、keaは声義が近い。何haiは声近く、疑問副詞として通用する。

[熟語]
遐夷・遐域遐宇遐裔・遐遠・遐奥・遐外遐瞰・遐観・遐紀遐棄遐窺遐挙遐景遐曠・遐荒・遐志・遐思遐邇遐爾遐蹤遐矚・遐心遐陬遐征・遐想遐胄遐眺遐逖・遐登・遐年・遐・遐被・遐福・遐方遐齢・遐路
[下接語]
広遐・荒遐・邇遐・升遐・陟遐・絶遐・登遐・遐・不遐・忘遐・幽遐

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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