道の傍の碑の文(読み)ミチノカタワラノヒノブン

デジタル大辞泉 「道の傍の碑の文」の意味・読み・例文・類語

みちかたわらぶん

後漢孝女曹娥そうがについて記した碑文名文であったという故事から》すばらしい文章。名文。

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精選版 日本国語大辞典 「道の傍の碑の文」の意味・読み・例文・類語

みち【道】 の 傍(かたわら)の碑(ひ)の文(ぶん)

  1. ( 中国、後漢の邯鄲淳が孝女曹娥の事跡を記した碑を、漢の文人蔡邕(さいよう)が感服して、これに黄絹幼婦外孫韲臼(絶妙好辞のなぞ)と題した故事による ) 絶妙好辞の文。すばらしい文章。名文。
    1. [初出の実例]「空しき詞を飾らず、只実のためしを集む、道の傍の碑の文をばこひねがはざる心なり」(出典:十訓抄(1252)序)

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