道宗塚(読み)どうそうづか

日本歴史地名大系 「道宗塚」の解説

道宗塚
どうそうづか

[現在地名]六日町坂戸 上坂戸

上坂戸かみさかど集落背後にある。坂戸城主長尾越前守政景の墳墓。政景の法名宗徳院匠山(通山)道宗大居士が塚名の由来。塚域は方三間ほど、高さ一間、山毛欅の古木二本がその上にある。古碑には天正四年(一五七六)七月の紀銘で、「長尾越前守」と読める。碑は長さ四尺余、幅二尺三寸ほどの自然石。政景は「上杉家譜」「上杉年譜」などに永禄四年(一五六一)七月五日、野尻のじり池に没すと記されるが、同七年の誤記。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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