道悪(読み)ミチワル

デジタル大辞泉 「道悪」の意味・読み・例文・類語

みち‐わる【道悪】

道で、ぬかったり歩きにくかったりするところ。
「―を七八丁飯田町の河岸のほうへ歩いて」〈独歩窮死

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「道悪」の意味・読み・例文・類語

みち‐わる【道悪】

  1. 〘 名詞 〙 歩くのが困難な道。ぬかって悪い道。
    1. [初出の実例]「路悪(ミチワル)へ入って了って、履物が取れないのでございますよ」(出典金色夜叉(1897‐98)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む