達磨屋五一(読み)だるまや ごいち

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「達磨屋五一」の解説

達磨屋五一 だるまや-ごいち

1817-1868 江戸時代後期の書籍商
文化14年10月12日生まれ。嘉永3年江戸日本橋で本屋珍書屋をひらく。珍書をあつめ,「燕石十種」を編集する養子の左七(号は活東子)をたすけたという。狂歌をこのみ,花廼屋蛙麿(はなのや-かわずまろ)と号した。慶応4年7月18日死去。52歳。本姓岩本。名は覚。号は無物など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の達磨屋五一の言及

【燕石十種】より

…岩本佐七(達磨屋活東子)編。養父岩本蛙麿(達磨屋五一)補助。1857年(安政4)から63年(文久3)にかけて6輯各10巻の計60冊があつめられた。…

※「達磨屋五一」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android