遠山桜(読み)トオヤマザクラ

デジタル大辞泉 「遠山桜」の意味・読み・例文・類語

とおやま‐ざくら〔とほやま‐〕【遠山桜】

遠方の山に咲いている桜。
春霞あやななたちそ雲のゐる―よそにても見ん」〈玉葉集・春下〉

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精選版 日本国語大辞典 「遠山桜」の意味・読み・例文・類語

とおやま‐ざくらとほやま‥【遠山桜】

  1. 〘 名詞 〙 遠山に咲く桜。
    1. [初出の実例]「このさとにくれば宿かせ花盛りとを山さくらあけば行きみむ」(出典:壬二集(1237‐45))

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歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典 「遠山桜」の解説

遠山桜
(通称)
とおやまざくら

歌舞伎浄瑠璃外題
元の外題
けいせい遠山桜 など
初演
享保19.1(京・亀屋座)

出典 日外アソシエーツ「歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典」歌舞伎・浄瑠璃外題よみかた辞典について 情報

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