遠御食(読み)とおみけ

精選版 日本国語大辞典 「遠御食」の意味・読み・例文・類語

とお‐みけとほ‥【遠御食】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とお」は、久しいの意 ) 食物をたたえていう語。多く、天皇皇后などの食物である供御(くご)にいう。
    1. [初出の実例]「遺(のこ)りをば皇御孫の命の朝御食(みけ)夕御食のかむかひに、長御食の遠御食(とほみけ)と」(出典延喜式(927)祝詞)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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