遠藤 慎吾（読み）エンドウ シンゴ

20世紀日本人名事典

遠藤 慎吾
エンドウ シンゴ

昭和期の演劇評論家 共立女子大学名誉教授。

生年

明治39(1906)年12月23日

没年

平成8(1996)年7月18日

出生地

大阪・船場

学歴〔年〕

姫路高〔昭和2年〕中退,ウィーン大学独文科〔昭和9年〕中退

主な受賞名〔年〕

勲三等瑞宝章〔昭和52年〕

経歴

昭和4年渡欧、ウィーン大学で演劇史を、ウィーン国立音楽演劇アカデミーなどで演出を学ぶ。9年帰国。新国劇、創作座で演出。19年俳優座の創立に参加、同人となる。戦後は「悲劇喜劇」の編集に当たり、新聞雑誌に演劇評論を執筆。28年より共立女子大学教授。著書に「夢と現実と」「村の演劇」「学校演劇」「劇評集」「劇評から見た築地小劇場」などがある。

出典　日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」（2004年刊）