劇評(読み)げきひょう

世界大百科事典 第2版の解説

げきひょう【劇評】

演劇批評〉の略語とも考えられるが,日本では一般に,〈演劇批評〉はより広義に,戯曲,演出など演劇表現全般に関する批評,評論をいい,〈劇評〉の方は上演された演劇の具体的な舞台成果を,おもに俳優(役者)の演技を中心に直接的に批評する場合をいう。
[近代以前の日本]
 〈劇評〉という言葉は明治以後に使用され普及したもので,江戸時代にはその用例を見ない。ただしすでに平安時代に劇評のスタイルをとった戯書《新猿楽記》(1060年ころ成立)が見られる。

出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について 情報

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