遠藤 滋(読み)エンドウ シゲル

20世紀日本人名事典 「遠藤 滋」の解説

遠藤 滋
エンドウ シゲル

明治〜昭和期の医師 遠藤培養基の発見者。



生年
明治3年(1870年)

没年
昭和12(1937)年4月20日

出生地
静岡県興津

学歴〔年〕
二高医科〔明治23年〕卒

経歴
明治27年まで郷里の静岡で医師を開業し、同年上京して伝染病研究所入所。第2回研究生として細菌学を専攻する傍ら、養生園に勤務。36年遠藤寒天培養基を創製し、チフス菌検査法を発表。チフス菌検出に有力な新方法を考案して世界の医学界に貢献した。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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