遠藤守信(読み)えんどう もりのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「遠藤守信」の解説

遠藤守信 えんどう-もりのぶ

1946- 昭和後期-平成時代の電気・電子工学者。
昭和21年9月28日生まれ。日立製作所勤務ののち母校信州大にもどり,助教授をへて,平成2年教授。昭和49年フランス留学時代にカーボンナノチューブ発見,その開発研究をすすめる。開発した極細繊維は「遠藤ファイバー」とよばれ,携帯電話・パソコンなどの軽量化に貢献。平成16年米国炭素学会功績メダルを受賞。17年文部科学大臣賞。長野県出身。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android