遠見山(読み)とおみやま

日本歴史地名大系 「遠見山」の解説

遠見山
とおみやま

佐賀関半島の先端部にあって豊予海峡を一望できる。標高一七二メートル。朝日あさひ山ともいう。「豊後国風土記海部郡の頃に「烽弐所」とある一所は当地に置かれ、残る一所のひめ(現大分市)と、昼は煙、夜は火をあげて急を知らせていたという。「豊後国志」には「遠見山佐賀郷上浦、上有望楼、細川氏所」とある。望楼とは遠見番所をさすものと思われる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む