精選版 日本国語大辞典 「遣り過ぎる」の意味・読み・例文・類語 やり‐す・ぎる【遣過】 〘 自動詞 ガ上一 〙 [ 文語形 ]やりす・ぐ 〘 自動詞 ガ上二段活用 〙① 相手とすれ違って通り過ぎる。[初出の実例]「成るだけは知らぬ躰をして、平気をつくりて、むづかしき顔をして遣(ヤ)り過(ス)ぎる心なれど」(出典:たけくらべ(1895‐96)〈樋口一葉〉七)② 物事を度を越えてする。やりすごす。[初出の実例]「事を手暴(てあら)に遣過ぎて」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉前) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例