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遺伝子組み換え植物工場 いでんしくみかえしょくぶつこうじょう genetically modified plant factory

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知恵蔵2015の解説

遺伝子組み換え植物工場

植物に遺伝子を導入し、医薬品を製造すること。遺伝子組み換え技術を用いて、植物に遺伝子を導入し、植物細胞内に新規たんぱく質を生産させ、この新規たんぱく質を抽出し、これを医療目的に用いる。あるいは、新規たんぱく質の働きによって、植物細胞内で作りだされる新規化合物を抽出し、医療目的に用いる。製造された医薬品は、植物製造医薬品(PMP:plant-made pharmaceuticals)と呼ばれる。この医薬品はたんぱく質であることが多く、これは植物由来医療用たんぱく質(PDP:plant-derived pharmaceuticalprotein)とも呼ばれる。トウモロコシホウレンソウを用いたワクチンや、タバコを用いた医療用抗体などの研究開発、製造、臨床試験などが進められている。遺伝子組み換え微生物を用いた低分子量の医療用たんぱく質の製造はすでに広く行われているが、遺伝子組み換え植物を利用すると、より高分子量の巨大な医療用たんぱく質を安価に製造できる。

(川口啓明 科学ジャーナリスト / 菊地昌子 科学ジャーナリスト / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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