遺恩(読み)いおん

精選版 日本国語大辞典 「遺恩」の意味・読み・例文・類語

い‐おん ヰ‥【遺恩】

〘名〙 故人から受けた、または故人の残した恩恵恩沢
源平盛衰記(14C前)四五「争(いかで)か違恩(イヲン)を忘れ、忽(たちまち)反心(へんしん)あらんや」 〔後漢書‐王昌等伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「遺恩」の意味・読み・例文・類語

い‐おん〔ヰ‐〕【遺恩】

故人の残した恩恵。故人から受けた恵みや情け

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android