遺訓政治

共同通信ニュース用語解説 「遺訓政治」の解説

遺訓政治

3代にわたる異例の世襲体制が続く北朝鮮では、先代指導者の生前指示は必ず実現しなければならない「遺訓」とされる。2011年12月の金正日キム・ジョンイル総書記の死去により体制を継承した金正恩キム・ジョンウン第1書記は、父の金総書記が主導した「先軍(軍事優先)政治」を遺訓として継承すると表明祖父金日成キム・イルソン主席の生誕100年に当たる12年には金総書記の遺訓とし、「人工衛星」と称して長距離弾道ミサイルを発射した。日朝関係改善も金総書記の遺訓と位置付けられている。(共同)

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