遺跡帳(読み)イセキチョウ

デジタル大辞泉 「遺跡帳」の意味・読み・例文・類語

いせき‐ちょう〔ヰセキチヤウ〕【遺跡帳】

江戸時代町人跡目あとめ相続者を記載した、町年寄備え付けの帳面

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精選版 日本国語大辞典 「遺跡帳」の意味・読み・例文・類語

いせき‐ちょうヰセキチャウ【遺跡帳】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、江戸で町年寄方に備えて置き、生前に相続者を定めたとき記入した帳簿
    1. [初出の実例]「生前の日遺跡相続の者を定るときは、町年寄方に設けある遺跡帳へ記載すべき旨、享保六年町触もあれども」(出典:全国民事慣例類集(司法省編)(1880)家産相続の事)

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