遺跡形成(読み)いせきけいせい

最新 地学事典 「遺跡形成」の解説

いせきけいせい
遺跡形成

site formation process

過去の人間集団の生活の痕跡が残された場所である遺跡が形成された過程のこと。遺跡形成過程とも。遺構遺物は,地表に残された後,侵食運搬作用の影響を受けて地層中に埋没する。埋没後には,凍結融解,粘土膨張,重力移動,断裂・断層による変形などの物理的擾乱(じようらん),植物や動物による生物擾乱などによって,遺構や遺物が本来の位置を保っていない(原位置にない)状態になる場合が多い。このため,地球科学の概念と方法を考古学研究に適用する,地考古学(geoarchaeology)の重要性が指摘されている。

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出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

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