還著於本人(読み)げんじゃくおほんにん

精選版 日本国語大辞典 「還著於本人」の意味・読み・例文・類語

げんじゃく【還著】 於(お)本人(ほんにん)

  1. ( 「法華経‐普門品」の「呪詛諸毒薬、所レ欲レ害レ身者、念二彼観音力一、還二著於本人一」による ) 仏語。本人の身に帰り着くこと。他にさし向けたものが逆に自分に帰ってくること。
    1. [初出の実例]「調伏のしるし還著於本人のゆへとこそ見へて候へ」(出典:日蓮遺文‐報恩抄(1276))
    2. 「呪咀諸毒薬還著於本人(ゲンヂャクヲホンニン)と説給ふ金言、誠に験(しるし)有て、不思議なりし効験也」(出典:太平記(14C後)一二)

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