邦畿(読み)ホウキ

デジタル大辞泉 「邦畿」の意味・読み・例文・類語

ほう‐き〔ハウ‐〕【邦畿】

都に近い天子直轄の土地畿内きない京畿けいき

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精選版 日本国語大辞典 「邦畿」の意味・読み・例文・類語

ほう‐きハウ‥【邦畿】

  1. 〘 名詞 〙 都に近い天子直轄の地。王城付近の地。畿内多く「邦畿千里」の形で用いる。
    1. [初出の実例]「道元禅師の御寺也。邦機千里を避て、かかる山陰に」(出典:俳諧・奥の細道(1693‐94頃)汐越の松)
    2. [その他の文献]〔詩経‐商頌・玄鳥〕

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普及版 字通 「邦畿」の読み・字形・画数・意味

【邦畿】ほう(はう)き

畿内。〔詩、商頌、玄鳥畿千里 維(こ)れ民の止まる 彼の四域を域(てういき)し 四來り假(いた)る

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