ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「邪命外道」の意味・わかりやすい解説 邪命外道じゃみょうげどうĀjīvika; Ājīvaka ベーダ聖典を権威とするバラモン系の哲学に対抗し,異端者とみなされたインドの6人の自由思想家 (六師外道) の一人であるゴーサーラに代表される派。彼の説では,生物を構成する要素として霊魂,地,水,火,風,虚空,得,失,苦,楽,生,死を考え,輪廻も解脱もともに無因無縁で,運命,状況,本性に支配されながら人々は定まった期間に輪廻するのであり,その間の修行は解脱と無関係であるという。のちジャイナ教に吸収されたが,南インドでは 13世紀頃まで存続していた。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「邪命外道」の意味・わかりやすい解説 邪命外道じゃみょうげどう →アージービカ派 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by