邪執(読み)ジャシュウ

精選版 日本国語大辞典 「邪執」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐しゅう‥シフ【邪執】

  1. 〘 名詞 〙 正しくない見解にとらわれること。また、その執念。仏教以外の見解または仏教内でも曲解偏執を行なう場合などをいう。
    1. [初出の実例]「昔紀僧正〈真済〉、存生日、持我明呪、而今以邪執、故堕天狗道悩皇后」(出典古事談(1212‐15頃)三)
    2. 「邪執しきりにつもりて ふゆのゆきにあひにたり」(出典:浄業和讚(995‐1335)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む