邪正一如(読み)ジャショウイチニョ

デジタル大辞泉 「邪正一如」の意味・読み・例文・類語

じゃしょう‐いちにょ〔ジヤシヤウ‐〕【邪正一如】

仏語。邪と正とはもとを正せば一つの心から出ていて、結局同一のものであるということ。善悪不二

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「邪正一如」の意味・読み・例文・類語

じゃしょう‐いちにょジャシャウ‥【邪正一如】

  1. 〘 名詞 〙 仏語。邪と正は一つの心から出て、邪となり正となるのだから、本来は同一のものであるということ。→善悪不二(ぜんあくふに)
    1. [初出の実例]「万物の性に達し、邪正(ジャシャウ)一如の理も、善悪不二の道も」(出典雑談集(1305)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android