デジタル大辞泉 「邪正」の意味・読み・例文・類語 じゃ‐しょう〔‐シヤウ〕【邪正】 よこしまなことと正しいこと。不正と正。悪と善。正邪せいじゃ。「政を正して―を教へ」〈太平記・四〇〉 じゃ‐せい【邪正】 ⇒じゃしょう(邪正) 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「邪正」の意味・読み・例文・類語 じゃ‐しょう‥シャウ【邪正】 〘 名詞 〙 ( 「じゃ」「しょう」はそれぞれ「邪」「正」の呉音 ) よこしまなことと正しいこと。邪と正。正邪。よしあし。じゃせい。[初出の実例]「能々つつしみて世を治め邪正のことはり善悪の道理をわきまへて」(出典:愚管抄(1220)六) じゃ‐せい【邪正】 〘 名詞 〙 =じゃしょう(邪正)[初出の実例]「醜美善悪曲直邪正(ジャセイ)」(出典:やみ夜(1895)〈樋口一葉〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例