邪路(読み)ジャロ

デジタル大辞泉 「邪路」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐ろ【邪路】

よこしまな道。邪道

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精選版 日本国語大辞典 「邪路」の意味・読み・例文・類語

じゃ‐ろ【邪路】

  1. 〘 名詞 〙 邪悪、淫蕩(いんとう)に満ちた、よくない道。まちがった方向。また、そのような世界。邪道。
    1. [初出の実例]「人を邪路に導かんとする事はなし」(出典:栂尾明恵上人遺訓(1238))
    2. 「其愬(うったへ)一と邪路(ジャロ)に入らずと云ふ無し」(出典太平記(14C後)一四)
    3. 「我は邪路に迷ひしことの深く且つ長かりしなり」(出典:我が俳句(1896)〈正岡子規〉美の主観的観察)
    4. [その他の文献]〔王建‐寄崔列中丞詩〕

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