郁芳門(読み)イクホウモン

デジタル大辞泉 「郁芳門」の意味・読み・例文・類語

いくほう‐もん〔イクハウ‐〕【郁芳門】

平安京大内裏外郭十二門の一。東面南端にあった。大炊御門おおいみかど

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精選版 日本国語大辞典 「郁芳門」の意味・読み・例文・類語

ゆうほう‐もんイウハウ‥【郁芳門】

  1. いくほうもん(郁芳門)
    1. [初出の実例]「陽明門 待賢門 郁芳門(ユウハウもん) 以上東面也」(出典:元和本下学集(1617))

郁芳門の補助注記

「いくほうもん(郁芳門)」の音便形か。「高野本平家‐一」にも「大宮面の陽明待賢・郁芳(イウハウ)三の門をかため給ふ」とある。


いくほう‐もんイクハウ‥【郁芳門】

  1. 平安京大内裏(だいだいり)外郭門一つ。東側南端、大宮大路に通じる。大炊(おおい)門。古名、的(いくは)門。

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