郡家浜村(読み)ぐんげはまむら

日本歴史地名大系 「郡家浜村」の解説

郡家浜村
ぐんげはまむら

[現在地名]一宮町郡家ぐんげ

現一宮町のほぼ中央にあり、北西は海に面する。高倉たかくら(現津名町)水源とし、曲折しながら北西流してきた郡家川が南西部で海に入る。海岸沿いを西浦にしうら街道が走り、当村からはなか街道が南の内陸部へ向かう。「和名抄」記載の津名郡郡家ぐうけ郷の遺称地。正保国絵図には郡家浜村とあり、高一五七石余。天保郷帳では高四〇三石余。反別戸数取調書によると反別三六町四反余、高五六三石余はすべて蔵入地。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android