日本歴史地名大系 「郷東村」の解説 郷東村ごうとうむら 香川県:高松市旧香川郡地区郷東村[現在地名]高松市郷東町東を香東(こうとう)川、西を本津(ほんづ)川に挟まれた河岸部に立地。高松城下への西の入口にあたり、香東川は渡舟で渡った(明治二四年仮板橋が架かる)。貞享高辻帳に村名がみえ、高九九石余。池泉合符録によれば川井から三五石余、一里山出水・新川井から合せて七四石余の水掛りを得ていた。明治八年(一八七五)頃の戸数八三・人数三五〇、反別二九町一反余(戸口反別等一覧)。名物は鰺・大根(玉藻集)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by