都甲多平(読み)とごう たへい

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「都甲多平」の解説

都甲多平 とごう-たへい

?-1674 江戸時代前期の武士
肥後熊本藩士。幕府諸藩に命じた江戸城西丸の普請の際,熊本から石材をつんだ船の到着がおくれたため,肥前佐賀藩の船の石材をうばって工事を完成させた。うったえられ拷問をうけたが自白せず,ついにゆるされたという。延宝2年10月27日死去。名は秋門。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android