鄙懐(読み)ヒカイ

デジタル大辞泉 「鄙懐」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かい〔‐クワイ〕【×鄙懐/卑懐】

いやしい思い。自分の思いをへりくだっていう語。

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精選版 日本国語大辞典 「鄙懐」の意味・読み・例文・類語

ひ‐かい‥クヮイ【鄙懐・卑懐】

  1. 〘 名詞 〙 いやしい思い。また、へりくだって自分の感懐をいう語。
    1. [初出の実例]「鄙懐除袪若楽広之天」(出典万葉集(8C後)五・八六四・右詞文)
    2. [その他の文献]〔蘇舜欽‐舟中感懐寄館中諸君詩〕

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普及版 字通 「鄙懐」の読み・字形・画数・意味

【鄙懐】ひかい(くわい)

小生の気持ち。宋・舜欽〔舟中感懐~〕詩 詩を作りて君に寄す 鄙懷實に

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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