鄭 清文(読み)チョン・チンウェン(英語表記)Chung Ching-wen

現代外国人名録2016 「鄭 清文」の解説

鄭 清文
チョン・チンウェン
Chung Ching-wen

職業・肩書
児童文学作家

国籍
台湾

生年月日
1932年9月16日

出生地
台北県桃園

学歴
台湾大学商学科〔1958年〕卒

受賞
台湾文学賞(第4回)〔1968年〕「門」,呉三連文芸賞(第10回)〔1987年〕

経歴
1933年満1歳の時、母方叔父養子となり、新荘に移り住む。少年期に日本語教育を受ける。戦後台湾文学第一世代作家として、’50年代から作品を発表し始め、’58年処女作を発表。’60年から華南銀行に勤務しながら創作活動を続ける。’80年代以降、その名を広く知られるようになり、特に’99年に短編「再び歌うために」が高校国語教科書に収録されたことで、若い世代の間で知名度が上がった。代表作に「三本足の馬」(邦訳は’85年)、著書に「阿里山神木―台湾の創作童話」など。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

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