デジタル大辞泉
「阿里山」の意味・読み・例文・類語
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あり‐さん【阿里山】
- 台湾中部にある阿里山系の主峰。標高二四八一メートル。ヒノキ、ベニヒ、ツゲなどの大森林地帯。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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阿里山 (ありさん)
Ā lǐ shān
台湾の中部山地にある観光地,林業地域。台湾最高の玉山の前衛にあたる18の連山の総称で,標高1800~2400m。ベニヒ,タイワンヒノキ,ツガなどの原生林におおわれ,その伐採,輸送のため嘉義市との間に全長72kmの森林鉄道が通じている。夏でも気温は15℃以下で,観光を兼ねた避暑地として知られている。樹齢3000年を超えるヒノキの神木がある。
執筆者:西村 睦男
出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
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阿里山
ありさん / アーリーシャン
台湾の中部にある山。玉山(ぎょくさん/ユイシャン)山脈の西側の支脈で、北東より南西に向けて18の連峰からなる阿里山山脈の主峰である。標高2481メートル。嘉義(かぎ/チヤイー)の東40キロメートルに位置し、嘉義から阿里山駅まで鉄道が通じる。近年バスも開通した。1904年日本人による森林開発が始められ、以来紅檜(べにひ)、扁柏(へんはく)、スギの良材を産出し、台湾の主要森林区の一つとなっている。昔から風光明媚(めいび)で知られた観光地であり、温度差による垂直分布の多様な森林植物の景観、樹齢3000余年の神木、日の出の雲海など、台湾八景の一つとして有名である。
[劉 進 慶]
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