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出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報
台湾の中部にある山。玉山(ぎょくさん/ユイシャン)山脈の西側の支脈で、北東より南西に向けて18の連峰からなる阿里山山脈の主峰である。標高2481メートル。嘉義(かぎ/チヤイー)の東40キロメートルに位置し、嘉義から阿里山駅まで鉄道が通じる。近年バスも開通した。1904年日本人による森林開発が始められ、以来紅檜(べにひ)、扁柏(へんはく)、スギの良材を産出し、台湾の主要森林区の一つとなっている。昔から風光明媚(めいび)で知られた観光地であり、温度差による垂直分布の多様な森林植物の景観、樹齢3000余年の神木、日の出の雲海など、台湾八景の一つとして有名である。
[劉 進 慶]
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...