酉市の売れ残り(読み)とりのいちのうれのこり

精選版 日本国語大辞典 「酉市の売れ残り」の意味・読み・例文・類語

とりのいち【酉市】 の 売(う)れ残(のこ)り

  1. 醜い女をいう語。酉の市で売る熊手についているお多福の売れ残りの面のようなできの悪い顔の意からとも、また、酉の市の夜は、吉原遊郭が繁昌するのに、そういう日にさえ客のつかない醜い顔の意からともいう。酉の町の売れ残り。
    1. [初出の実例]「我等は酉市(トリノイチ)の売残(ウレノコリ)器量の下る話」(出典:三人妻(1892)〈尾崎紅葉〉前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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