酌量減軽(読み)シャクリョウゲンケイ

関連語 名詞 実例 無要

精選版 日本国語大辞典 「酌量減軽」の意味・読み・例文・類語

しゃくりょう‐げんけいシャクリャウ‥【酌量減軽】

  1. 〘 名詞 〙 刑事裁判で、裁判官が犯罪の情状を酌量して、その刑を減軽すること。法律上の減軽に対するもので、裁判上の減軽ともいう。
    1. [初出の実例]「そんな御心配はノウ、ニイド〔無要〕だ。酌量減刑(シャクリャウゲンケイ)は僕の手にありサ」(出典当世書生気質(1885‐86)〈坪内逍遙〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android