酒は量無し、乱に及ばず(読み)さけはりょうなし、らんにおよばず

故事成語を知る辞典 「酒は量無し、乱に及ばず」の解説

酒は量無し、乱に及ばず

酒は、節度を失わないように飲むべきだ、という戒め。

[使用例] 論語の酒無量不及乱という言葉は、酒はいくら飲んでもいいが失礼な振舞いをするな、という意味に私は解しているので[太宰治*津軽|1944]

[由来] 「論語―郷きょう党とう」に出て来る、孔子のことば。孔子が自らの食生活について述べた一節で、肉や魚については、新鮮なものしか食べないし、よく煮えていないもの、きちんと切っていないものは食べないなど、細かいこだわりが列挙されています。ところが、酒についてだけは、「酒は量無し、乱に及ばず(酒を飲む量については特にきまりはなく、乱れるところまではいかない)」と、融通の利くところを見せています。

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