酒株(読み)さかかぶ

精選版 日本国語大辞典 「酒株」の意味・読み・例文・類語

さか‐かぶ【酒株】

  1. 〘 名詞 〙 酒屋営業権江戸時代酒造業の造石高制限や収納のため下付された株鑑札。
    1. [初出の実例]「此程去歴々の酒屋倒れて酒株(サカカブ)道具共に売れるあり」(出典浮世草子傾城禁短気(1711)六)

酒株の補助注記

江戸幕府は、明暦三年(一六五七)に酒株を制定、それ以後の酒造業は酒株所有者だけに限った。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む