共同通信ニュース用語解説 「酒税の税率一本化」の解説
酒税の税率一本化
酒税法上、同じ酒類の区分内で分かれている税率を同額にそろえる改革。ビールや発泡酒、第三のビールのビール類と、日本酒やワインの醸造酒を中核とした酒類をそれぞれ一本化する。自民党税制調査会や財務省は税率の格差が発泡酒など安い酒の開発競争を誘発し、相対的にビールの商品力を弱めていると問題視してきた。醸造酒では生産地の多い日本酒の減税を求める声が強く、ワインとの税率格差をなくすことになった。
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