酒詰村(読み)さかづめむら

日本歴史地名大系 「酒詰村」の解説

酒詰村
さかづめむら

[現在地名]藤代町清水甲しみずこう

米田よねだ村の西に所在。相馬二万石の一部で、寛永初年に武州青木村から移住した酒詰治左衛門が開拓した(北相馬郡志)。「寛文朱印留」には下総佐倉藩領として村名がみえるが、元禄郷帳に「古者治左衛門新田」の注があり、治左衛門じざえもん新田と称した時期もあった。寛政二年(一七九〇)の地頭性名村高控帳(国立史料館蔵飯田家文書)によれば旗本間部氏知行地で村高五四六・八五四石。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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