酵素複合体(読み)コウソフクゴウタイ

化学辞典 第2版 「酵素複合体」の解説

酵素複合体
コウソフクゴウタイ
multienzyme complex

複合酵素ともいう.生体内の反応を能率よく進行させるために,ある酵素群は複合体を形成している.基質特異性の異なる個々の酵素が各反応段階で関与し,全体として一連の反応を経て,基質は反応生成物になる.脂肪酸合成に関与する脂肪酸合成酵素は代表的な酵素複合体で,7個の異なった酵素が互いに強く会合し,脂肪酸の合成を能率よく行う.また,ミトコンドリア内の呼吸に関与する電子伝達系の一連の酵素は,ミトコンドリアの内膜で酵素複合体を形成している.そのほかα-ケトグルタル酸脱水素酵素複合体,ピルビン酸脱水素酵素複合体などが知られている.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

3月から 5月頃に発生する雷。寒冷前線の通過時に発生する界雷で,この雷雨はよくひょう(雹)を伴う。春の到来を伝える雷ともいわれる。雷鳴に驚き冬眠していた地中の虫たちが目ざめるという理由で「虫出しの雷」...

春雷の用語解説を読む